派遣という雇用形態は、福利厚生が充実していなかったり、契約終了という形で解雇されたりすることから社会的に良いイメージを抱かない人もいます。

しかし、主婦が副業として行うのには非常に効率が良い働き方です。家庭に入るまでに正社員として仕事をしてきた主婦の方も多いでしょう。中には高い専門技術を持っていることから、すぐにでも高い給料で働ける人もいると思います。
また原則として3年で終了することが、退職しても職場にとってダメージになりにくい環境を作るもとになりますので、家庭の事情で働くことが難しくなったときも退職することが比較的容易と言えます。
何かスキルを持った人は、通常のパートに行くよりも派遣で高い給料を得て働くべきでしょう。

スタッフを受け入れる会社にも様々なところがあり、自社の従業員ではなく、あくまでもビジネスパートナーという位置づけになることから、仕事や職場の雰囲気にギャップを感じることもあります。仕事の幅を広げる必要が無いことから、最低限の情報しか与えられなかったり、会社の行事などにも呼ばれないこともあるでしょう。
同じ職場で働く人ですが、同じ組織ではないという関係が初めての方は、思い悩む部分があるかもしれません。派遣元ときちんと希望する仕事内容のすり合わせが出来ていれば、仕事の内容にギャップを感じることは少ないですが、合わないと思った時には早めに職場を変えてもらうのも一つの方法です。通常の雇用形態ではある程度は我慢して続けることも考えるべきですが、派遣は同じ職場に居続けることが正しい選択とは言えないのです。